イケダハヤト(著)「武器としての書く技術」の感想
昨日に書店でイケダハヤトさんが書いた「武器としての書く技術」を買いました。
僕のようなブログを始めたばかりの人たちは、いろんなブロガーさんたちのブログを見ているといつかはイケダハヤトさんのブログにたどり着くかと思います。
そして、いろんなブログを見ているとこの本の紹介を見ることも多くなり気になっていました。
ちょうど昨日に本屋に行くことがあったので探して購入し、約270ページの本ですが2日間で読み終えています。
僕が2日で読み終える本とは、内容が面白かったことを意味しています。
前置きはこれぐらいにして本題の本の感想に進みましょう。
第一章から第三章までの感想
本のタイトルが「武器としての書く技術」とあるので、この本を熟読すればすぐに月間数十万PV(ページビュー)のアクセスのブログが作れると思わないほうがいいです。
しかし、第一章から第三章まではブログの文章を書くためにすごく基本的で且つ、重要な内容が書かれています。
僕のようにブログを初めてまだ経験が浅い人は、まずこれらの基本をしっかりとおさえることが必要です。
特に第一章は過去の僕のブログを確認してみるとダメな部分がすごくあてはまりました。
第一章の「文章が残念な人の10の特徴」で自分のブログを照らし合わせてみると
「何が言いたいのかわからない」
何かを伝えたいのはわかるのですが、結局はうまくまとめることができず、タイトルだけが一人歩きしていることが今でも多々あります。。。
「同じ語尾が続く」
・・・です。・・・です。・・・ます。 仕事柄ビジネス文章を書くことがあるので、
どうしても 「ですます」 のような言い回しが多くなり内容全体が固いイメージになってしまうことも自覚しています。
「~だと思います」「~なきがします」が多すぎる
これもよく自覚している内容です。原因は、特にブログの内容に実はあまり関心がなかったり、思い入れが無かったりすると内容に自信が持てない時に使ってしまいます。
第二章でも自分のブログでダメな点で思い当たる節があります。。
「ワンテキスト・ワンテーマの法則」
ある一つのことに興味が湧き、それをテーマにしてブログを書いていても途中で話が脱線して脈略がグチャグチャになり、最終的にメインのテーマから逸れてしまっている。。。
第三章でもで思い当たる節があります。。。
「完璧主義をやめる」
先述の第一章と第二章の反省点と矛盾するかもしれませんが、あまりに完璧を求めずにまずは自分らしく書き続けることも大事です。
文章を書くことが苦手な人も初めは下手でいいと思います、実際に僕もまだまだ勉強中ですし、書き続けて行くことが上達への近道だと考えています。
著者も文中で言っているように
「一年後」に見たら「何浅いことを言ってるんだ…」
と思えるくらいがちょうどいいのだと思います。
第四章から第五章までの感想
第四章についてはブログを広めていくためのちょっとしたコツなどが紹介されています。
特に僕が目に付いたのは「カエレバ」「ポチレバ」「ヨメレバ」というサービスがあることを教えてもらうことができました。
サービスの使い方を書かれているのではないのですが、アフィリエイトで収入を目指しているのであれば誰でも知ってそうなものですが、僕は実は知らなかったので今後活用してみたいと思います。
「ワンテキスト・ワンテーマの法則」に従って、使い方などはいつかブログで紹介したいと思います。
その他、第四章ではブログでのPVから発生する予想収入の目安も書かれているので非常に参考になります。
さらにブログを書いて稼ぐにことは決して楽ではなく、ブログを書くことで大金持ちになるなんて甘い考えは捨て、過剰に大きな夢を持ちすぎないようにとも注意をしてくれています。
第五章については少し物足りなかった感じが
第五章は文を書くときの「起・承・転・結」の「転」になっているんだと思います。
第一章から第四章までは書く技術の基本説明や各サービスの説明などが書かれていて内容的には面白かったけど、第五章は著者の思想が主に書かれていて、書く技術から少し離れていた感じがし少し面白みに欠けました。
でもこのタイミングで少し著者に対して少し批判的なことを書く理由はこの本を読めばわかると思います!
最後にZIBUNLOG的評価
全体的にバランスが取れた評価になっています。僕のようにブログの初心者にはすごく参考になる内容が書かれているので、同じような境遇にいる人にはぜひ読んで欲しい一冊です。