「伝え方が9割」を読んだ感想。佐々木 圭一 (著)(前編)

先日、書店で棚積みされていた本が目にとまり購入しました。

photo credit: Leonrw via photopin cc
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購入した本のタイトルは、佐々木圭一さん著の「伝え方が9割」という本です。
私自身も人への物の言い方には気を使うほうだと思っているので、タイトルに共感して購入しました。

総ページ数は約200ページですが、3章に分かれていて、2章が終わったところで約半分の100ページだったので
そこまでの内容の感想をお伝えしたいと思います。

正反対の言葉を使ってみる
photo credit: Erwan François via photopin cc
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「考えるな、感じろ」 燃えよドラゴン
「死ぬことに意味を持つな、生きるんだ」 3年B組金八先生
「ちっちゃな本が、でかいことを言うじゃないか」 講談社文庫の広告
「別れることがなければ、めぐり逢うこともできない」 西洋のことわざ

上記のキャッチコピーがP32に書かれています。
何か感じることはありませんか? 
それぞれのキャッチコピーに逆の言葉が含まれています。

考える → 感じる
死ぬ → 生きる
ちっちゃな → でかい
別れる → めぐり逢う

しかも、

「感じろ」
「生きるんだ」
「でかいことを言うじゃないか」
「めぐり逢うこともできない」

と、シンプルに言われるより、逆の言葉が含まれていることによって、言葉に感動を感じることができます。

相手の利点(メリット)を伝える

「できたてをご用意いたします。4分ほどお待ちいただけますでしょうか。」

この引用文は、著者が急いでいるときに簡単に食事を取るためか、ファーストフード店に入ったときのことです。

著者である佐々木さんがフィッシュバーガーを注文したようですが、
フィッシュバーガーは時間がかかりそうだったので、その注文を取りやめて他のお店に変えようかと考えたそうです。
しかし、店員さんから「できたてをご用意いたします。」と言われて、店員さんから良いものを提供されるという
自分にとってのメリットを感じたので、待つことにしたようです。

確かに、他のお店に行くのにも余計に時間がかかるし、自分にとってのメリットがあればわざわざそれを放棄し難いでしょうね。
ファーストフード店の店員のテクニックが光った瞬間でもありますね。

「後方のお客さま、お時間がかかってしまうので、ごゆっくり、お支度ください」

こちらの引用文は飛行機から降りる際のアナウンスですが、飛行機の後方に座った人はこのようなアナウンスがされると
前方が詰まっていてなかなか降りられなくても、仕方がないと感じることができますよね。
(ファーストクラスの人たちはこのようなアナウンスを聞くまもなく降りるんでしょうけどね、、、)

本の中には少し不快に感じるストレートな表現も書かれているので、そこは本を購入して呼んでみてください。

残業のお願いの仕方
photo credit: ianmunroe via photopin cc
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「残業お願いできる?」
「きみの企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」

自分に残業をお願いされたときに、どちらのお願いされ方が印象が良いですか?

おそらく十中八九、「きみの企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」ですよね。
でも中には、回りくどい言い方をされるのも嫌がる人も当然いると思うので、「残業お願いできる?」が間違っているというわけではありません。
ここで私から伝えたいことは人から認められると悪い気がしないと思うんです。

「残業お願いできる?」という言い方は言う側のメリットだけを押し付けている感じがしますが、
「きみの企画書が刺さるんだよ。」と付け加えると自分の能力が認められている気がして、
自分の能力で人に貢献できるというような感じも生まれてきて少しは快く残業をすることができると思います。

この内容に変化を加えて見ます。

私の職業はサーバ・ネットワークのエンジニアをしていますが、時々、プログラム的な仕事が振ってくることがあります。
しかし、私はプログラムの知識はほとんど素人レベルなので、チーム内でプログラム経験のある人に仕事を請け負ってもらうことがあります。

その時に、気をつけているのは仕事を丸投げ的に回すのではなく、
「僕よりxxさんのほうがプログラムに強いので、この作業を任してもいいですか?」というようなお願いをします。
もっとシンプルに「少し力を貸してほしい」というような言い方もすることが多いです。
何が言いたいかと言うと、まず相手の能力などを認めているという表現を大事にするようにしています。

「感謝」をする
photo credit: Avard Woolaver via photopin cc
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著者も最大の方法と述べているように、私も「感謝」とは最大級の伝え方の方法だと思います。
私もこの本を読む以前からよく目にしていたのですが、駅のトイレや、その他のいろんな施設のトイレを利用していると
所々にこの文を目にします、

「トイレをキレイに使っていただき、ありがとうございます。」

相手に感謝されると断りにくくなる人間の感情を上手く利用しているのだと思います。

「トイレをキレイに使ってください」

これでは、提供者側のメリットを押し付けているので、利用者側はあまりいい気がしなく、むしろ反感を買ってしまって雑に利用してしまいかねません。

この感謝の方法を私の身近なところで試したい場所がありまして、勤務先のトイレです。

手洗い場でいつも水道の水が出っ放しになっているのです。。。いつも私がトイレに入ってすることは、まず蛇口を閉めます。
そして、出るときにはキチンと水道の蛇口を閉めてから出ます。
私が試したい事は、水道の蛇口付近に「いつも節水にご協力いただき、ありがとうございます」と内容が書かれたテプラシールを今度勝手に貼ってみようと考えています。
そうすると、水道の水も出しっぱなしの状態を改善できるかもしれません。
「ちゃんと蛇口をしめてください」ではおそらく状態は改善されないと思います。

また、仕事の面で日常的に心がけていることは、メールを返信するときはできる限り、まずは感謝を伝えてから、依頼などの用件を書くようにしています。
たとえば、私から依頼した件で返答があったときは例文ですが、

先日はxxの件でご対応いただき誠にありがとうございます。

つきましては、、、、

といった感じでまずはお礼を言ってから引き続きの内容を伝えるようにしています。

1章と、2章の最後に

著者はこのように述べています。

あなたのお願いを実現させる
答えは、自分の中にない。
相手の中にある。

私もこの内容には大いに賛同します。
自分ひとりで完結できることもありますが、人間は一人では生きてはいけません。
多くの人や物事に依存して人は生きているのだと思っています。
仕事や生活も然りです。相手を動かすには自分のメリットだけを優先するのではなく、相手に納得、理解してもらう事が重要だと私は思っています。


ここまでが、第1章と、第2章のほんの一部のご紹介でした。
第3章は近日中に読み終えてまたご紹介したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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