最近外を歩いているとよく見かけるマークがあることに気づきました。

それはこのようなマークです。
このマークは
「マタニティマーク」
と呼ばれています。
このマークは何かというと、マタニティマークということだけあって、
その女性が妊婦さんであることを表しています。
妊婦さんが安定期ぐらいに入ると、お腹も大きくなって外見としても妊婦さんだとわかりますが、妊娠初期ではまだそれほどお腹も大きくならず、その女性が妊婦さんであることは気づきにくい状態になっています。
妊娠初期は母体も胎児もまだまだ安定していないので安心はできない状態です。
そんな時に母体外部からの衝撃やストレスがかかると、妊婦さんには取り返しのつかないことにつながりかねないので、それらを防ぐためにも、周囲の人に少しでも妊婦さんに配慮を促す目的で作られました。
注目河野英太郎(著)「99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ」の感想
マタニティマークはいつから始まった?
この制度の始まりは1999年にフリーライターの村松純子さんが
「BABY in ME」
を発表したことから始まりました。
その後は正式に厚生労働相が推進している制度で、2006年に公募によって現在のデザインが決定されました。
厚生労働相のページはこちら
どのような場所で見ることができる?
このマークは妊婦さんが所持しているだけではなく、どこで見ることができるかというと各公共施設や大きな商業施設でもよく見ることがあります。
電車の中でも高齢者や身体障害者向けの優先座席にもマークの一覧にこのマークを見ることが多くなりましたし、デパートやスーパーなどの駐車場でもこのマークを見ることができます。
また、赤ちゃんが乗っている車に張り付けられている「Baby in Car」などのセーフティーマークのように車の後部に張り付けるステッカーなどもあります。
どこで手に入れることができるのか
母子手帳などを国の公共機関(市区町村役場や、健康センター)
で交付してもらう際に受け取ることができます。
また、マタニティーマークが描かれたキーホルダーやステッカーなどがどこでもらえるかというと、妊婦さん向けの雑誌(たまごクラブ)などに付録として付いてくる場合もあります。
最後に伝えたいこと
まだこのマークは高齢者マークなどと比べるとまだ世間的には浸透していないと思います。
僕は通勤は毎日電車で通っているので、最近はこのマークを見ることが多くなったことをきっかけに、高齢の人や怪我をしてそうな以外にも、女性の携行品を少し注意深く見るようにしています。
それでもし、自分が電車の座席に座っているときにこのマークを見かけたらその人に席を譲るように心がけたいと思います。