我が家の洗面所の稼働棚にロールスクリーンを設置。
洗面に稼働棚があればタオルや、洗濯関連の物を置くことができるのですごく重宝をしています。
しかし、うちの奥さんの要望で中を見えなくしたいということがありロールスクリーンを設置しました。
家の設計時に扉を付けることもできたかもしれませんが、扉があると開閉することで空間の効率が悪くなっていたと思うので、扉を付けづけずにロールスクリーンという手段は良かったと思います。
▼それで、ロールスクリーンを付ける予定だった場所はこちら。
稼働棚は便利ですが、全面が開いて中身が完全に見られる状態。これだと、何かのようでお客さんが来た時に洗面に入られると中身が見られて片付いてないと少し恥ずかしい気がしてしまいます。
というわけで、ロールスクリーンを設置することにしました。
ちなみに、設置するときにあったほうが便利な道具としては下の写真(▼)のようなものがあれば便利です。
右から差し金、メジャー、ドリルドラバー、下地センサーと、写真には入っていませんが鉛筆があると便利です。
設置準備
設置の準備としては採寸が必要です。設置する場所の幅を測ります。
稼働棚の枠の横幅はメジャーで測ります。
それで、ロールスクリーンを購入することになりますが、ホームセンターなどでは横幅がぴったりの物は少くて幅が大きすぎて枠に入らなかったり、小さくて幅に隙間ができて中が結局見えてしまって効果があまりありません。
なので、ロールスクリーンは幅のサイズにちょうどあったものをオーダーメイドで購入することがおすすめです。
うちの場合では楽天で買いました。楽天の中には横幅と丈を指定できるショップも多数あるのでそのようなところを選んだほうがいいです。
アマゾンの中にもいろんなロールスクリーンがあって決まったサイズから選ぶことができるものもありますが、cm単位で幅をぴったり合うものは少ないので、測ったサイズの分だけの注文ができる楽天が便利でした。
オーダーメイドと言っても値段はすごくお手頃で、確か8,000円程度でした。
アマゾンでも1㎝単位の注文ができる商品もありました。費用感は楽天と同じくらいでした。
それで、ロールスクリーンの幅についてはスクリーンの生地ではなく、スクリーンを巻き取るリールの幅が枠に入らないと不格好なことになるので、枠の横幅とリールのサイズを見て調整が必要です。
設置作業
それで、設置します。
付属のブラケットを天井にビス止めしますが、設置場所の下地がどうなっているか確認をします。
手で叩いた時の音の反響で柱部分なのか、柱が通っていなくて石膏ボードだけなのかは判断できますが、気を付けておかないといけないのは電気の配線が通っていないかの確認できたほうが無難です。
あまりないと思いますが、ボードの後ろに分電盤からの電気線が通っていてビスを打った時に電線を傷つけてしまう可能性もあります。電線を傷つけるとショートなど思いもよらないことも起きかねないので確認はできたほうがいいです。
電線の有無の確認方法で活躍するのが下地センサーです。
下地センサーの中には木材だけではなく鉄の素材や電線を検知できるものもあるのでそのようなものがあると便利です。僕が持っているセンサーも検知可能ですえ。
下地センサーの値段もそんなに高額ではなくて2,000円台で十分買うことができます。
それで、設置位置を決めてスクリーンのリールを固定するブラケットを天井にビス止めするとこのような感じです。
天井の状態でどうしても石膏ボードだけの箇所にビス止めが必要になってしまう場合は、強度を高めるためにアンカーを使用したほうが安全です。アンカーをせずに設置してしまうと使っていくうちに不安定になって最終的にはロールスクリーンが外れて落下してしまう恐れがあります。
アンカー自体も数百円程度で用意できるので、石膏ボードだけの場所に設置する場合は必ずしたほうがいいです。
その他に、ブラケットをビス止めするときに気を付けておいたほうがいいことは、リールの内側はレールのようになっていますが、左右の一番外側はブラケットが入らないようになっていることもあるので気を付けたほうがいいです。
リールの幅いっぱいでブラケットの位置を考えてしまうとリールが設置できなくて、結局、内側にブラケットを移動させてビス止めを再度しなくてはいけなくなります。その結果として天井に余計な穴をあけてしまうことになってしまいます。
実は、僕も気づかず、ブラケットを内側に打ち直して余分な穴をあけてしまいました。。。
設置位置を決めるにはメジャーと差し金があると便利です。
奥行きを確認するにはメジャーを使って正確な角度を取るには差し金を使うと便利です。この計測の作業を適当にするとロールスクリーンが斜めになって格好悪くなるので設置位置は正確にしたほうがいいです。
位置が決まると鉛筆を使って印をつけておきます。ブラケットのビス止めが終わると後で消しゴムで消しておきます。
それで、天井にビスを打ちますが、この時に大活躍するのがドリルドライバーです。
手動のドライバーでもビス止めはできますが、作業はすごくやりにくいです。特に、今回の天井にビス止めが必要な時は上に力を入れるので手動のドライバーだと力が入りにくいです。
上方向以外の時でも、手動ではビスが奥のほうまで入りにくいですが、電動ドライバーだとビスが入っていくパワーが全く違うので作業が圧倒的にやりやすくなります。
ちなみに、ネジやビスを電動で打ち込むときの道具としてインパクトドライバーも考えられますが、インパクトドライバーは名前の通り衝撃(インパクト)を加えながら打ち込んでいくので強力です。でも、家庭用のDIYでは強力さはそこまでは必要なくて、出来の見た目の綺麗さを優先するとなるとドリルドライバーがおすすめです。
▼それで、最終的にブラケットを止めたときの様子がこちらです。
片側だけの写真ですが。ここにロールスクリーンを取り付けます。
ロールスクリーンを取り付け後の様子
▼そして、ロールスクリーンを取り付けたときの様子がこちらです。
スクリーンを下ろしている状態です。
▼取り付ける前と後では印象が全く違っています。
取り付け前は棚の中身が丸見えで煩雑な感じでした。お客さんが来て洗面に入ってもらうと少し恥ずかしい感じでしたが、スクリーンを下すことで棚の内容を覆うことができるので中身を見られずに安心です。
今回、うちではスクリーンの色を床の色に合わせてオレンジ色にしました。スクリーンの色もいろいろあるので白ではなく色を付けることでアクセントになるので、空間のデザインとしての効果もあるかなと思っています。
あとがき
洗面所に稼働棚があるとタオルや洗濯洗剤などを置いておくことができるのですごく便利ですが、扉が付いていないので置いているものすべてが見えてしまうのが少し気になります。
キッチンのパントリーのように扉が付いていると開け閉めが手間に少し感じたり、扉を開けたときに場所が少し取られて不便です。
でも、ロールスクリーンを使うと棚を覆って中身を見えなくすることもできるし、空間はすっきりした状態が維持することができるのですごく便利です。
スクリーンの生地に色を付けるとデザインとしての効果も得られます。
稼働棚の見た目に感じる場合にはロールスクリーンがおすすめです。