撮影が好きな僕にしては非常に残念で悔やまれることがおきました。
2014年の夏ごろに買ったSONYのミラーレスカメラのNEX-5Tに使っているレンズが故障しました。NEX-5Tは長らく愛用しているカメラなので愛着がすごくあります。
症状としてはカメラ本体がレンズを認識しないものです。
レンズを付けてカメラ本体を起動しても写真の通り「レンズを認識できません 正しく装着をしてください」というメッセージが表示されて撮影をすることができません。
レンズの脱着を何度かしてみましたが、結果は同じです。
そもそも、なぜこのような事態になってしまったかというと、今でも猛省をしていますが、カメラをコンクリの地面に落下させてしまいました。
落下した直後にカメラの状態を確認するとレンズの側面部分に傷が付いていたので、レンズのほうから地面に落下したようです。それで、落下した衝撃でレンズに不具合を起こしてしまっています。
しかも、落下したときカメラはケースにも入れていなくてダイレクトに落としてしまいました。撮影・写真が好きな者にとってはあるまじき行為でした。本当に悔やまれるし情けないです。
カメラの修理方法を探す
ネットで修理方法を検索をしてみると、カメラボディとレンズの接する部分にゴミなどが付いているとうまく認識できないという情報や、さらに難しくなるとレンズを解体して中身を少し操作すると症状が消えたという情報を見つけたのでさっそく試してみています。
レンズとカメラの接地点を綺麗にしてみる
カメラボディとレンズが接する部分を綺麗な布などで拭いてみました。
結果は改善されませんでした。何度かしてみましたが、結果は同じです。
この方法で治るのがベストでしたが、考えが甘かったです。
レンズを解体して修理を試す
あまりやりたくはなかったですが、レンズを少し解体して修理を試みました。
まずは、ボディからレンズを外して内側のネジを外します。この時に精密ドライバーを用意しておきます。
ネジが4つあるので外します。
4つのネジを外して開けてみるとこのような感じです。
写真にも写っているようにオレンジ色のテープのようなものが付いていますが、中にはおそらく銅線が入っているので剥がしたりねじったりするのは絶対にやめたほうがいいので、中身はいろんな精密機器が含まれているので下手に触るのは控えたほうがいいです。
それで、僕と同じタイプのレンズで同じ症状での修理として、ギア部分を少し動かすと治ったという情報がネット上にあったので試してみました。
写真の中でもギアは見えていますが、モーターとかみ合っている箇所もあるのでこのままの状態ではギアを動かすことができません。
モーターを外すときに触るネジは2箇所のネジを外します。
モーターを外すとギアを動かすことができて、少し力を入れると時計回り・反時計回りに動かすことができます。動かすとズームの時のようにレンズが伸びたりします。
この動作でギアを少し動かしてレンズに刺激を少し加えると治ることがあるようです。
それで、ネジを戻してレンズを元の状態に戻してカメラボディに装着をして、電源を入れてみます。
修理を試してみた結果
レンズをカメラボディに装着をして電源を見ると、、、残念ながら僕の場合はレンズを認識しない症状は治りませんでした。。。
本当に残念です。
レンズが地面に直撃したことで、レンズの基盤の奥深いところが故障しまっているようです。この状態では修理の素人が何とかできるものではないので半ばあきらめています。
でも、ボディは問題がなく正常に使用できるので、レンズをメーカーの修理も検討しています。でも、標準のパワーズームレンズであれば修理に出すより買いなおしたほうが安いと思うので、同じものを買いなおすか、これを機に焦点距離やF値が違うレンズの購入も考えてみたいと思います。
それに、同じE-mountタイプのカメラのα7Ⅱを持っていてレンズは兼用できるので撮影するときに使い分けたりもしようと考えています。
それにしても、カメラを落下させたり、そもそも、移動中にカメラに保護するものを使っていなかったことが撮影・写真が好きな者にとってはあってはならないことなので今回の事においては本当に猛省しています。