僕はいつもブログにはお名前.comの一番安い値段のVPSにWordpressをインストールをして使っています。
その他にも月額1000円以下で利用できるVPSがいくつかあるので試しにパフォーマンスを計測してみました。
今回の検証で対象となったのは3社です。
スペックやミドルウェアなどの情報は以下の表になります。
それぞれのOSやミドルウェアのバージョンや設定はすべて同じにしたうえで、コンテンツもすべて同じにしています。
※さくらインターネットのVPSは初回に2か月分の支払いが必要だったことから今回は利用していません。
計測する際には僕が利用しているzibunlog.comにサブドメインをネームサーバで追加してサーバへの向き先を変更しています。
検証方法は、このような時によく使われている以下の2点でパフォーマンスを計測してみました。
お名前.comを計測
GTmetrixで計測
結果としては良くはないけど、まずまずの結果だと思います。
「page Load time」が5秒台なのと、「Yslow Grade:」の評価が「D」ランクなのでまだまだ改善の必要性があります。
pingdomで計測
この結果から見れるのは、「Perf.grade」が66/100で評価は良くないです。
「Load time」は4.41秒なのでまずまずですが、やっぱり3秒台に到達することが目標になります。
カゴヤ・クラウドを計測
GTmetrixで計測
アルファベットで表している評価はお名前.comと同じです。
しかし、メモリとCPUのスペックはお名前.comより良いはずなのですが、「page Load time」がお名前.comより0.5秒ほど遅くなっています。
pingdomで計測
pingdomの結果では「Perf.grade」が70/100となっていてお名前.comより良い評価ですが、「Load time」がお名前.comより0.4秒ほど遅くなっています。
DTIを計測
GTmetrixで計測
アルファベットで表している評価はお名前.comと同じですが、「page Load time」がだいぶ遅いですね。
pingdomで計測
「Perf.grade」が70/100とカゴヤ・クラウドと同じですが、「Load time」3社の中では一番遅い結果となりました。
結果をまとめる
結果としては以下の表のようになりました。
ページの表示速度を表す「page load time」と「Load time」の結果がどちらも「お名前.com」が良かったので、今後も
「お名前.com」をメインとして使っていきたいと思います。
「お名前.com」を使う他の理由としてはリモートコンソールが使えるのも大きな理由になります。
リモートコンソールはサーバにSSHで接続ができない場合などは、コンソールに接続して状況を確認することなどができます。
Linuxを運用していると時々カーネルパニックになるようなこともあります。
そんな時にこのようなリモートコンソールが使えると力強いです。
サブで使おうと思っているサーバはDTIを選択したいと思います。
サブのサーバの用途は、メインのバックアップデータを保存しておきたいだけなのでスペックにはこだわらず、月額費用の安いDTIをと考えています。
でもDTIは契約直後にSSH接続ができないなど不具合があったので使っていくのにはちょっと心配が残りますが。。。
それから、今後は同じコンテンツが入っているVPSを、DNSラウンドロビンでどのような動作になるかを検証してみようと思います。