缶コーヒーのアルミ缶の割合が昨年から増えてきています

 僕は本当にコーヒー好きなので良く缶コーヒーを飲んでいるのですが、少し前から違和感を感じるようになりました。味が変わったとかではなくて、缶を持った時の感覚が違うんです。

 ある時から缶がスチールからアルミ缶に変わっていました。もともとは硬い材質のスチール缶から柔らかい材質のアルミ缶に変わっているので手に持った時にすぐにわかります。

 スチール缶のほうが頑丈で持った時の安心感はあるので良かったのですが、変わっている理由はある時にネットのニュースを見てわかりました。昨年頃からアルミ缶の割合がやはり増えているようです。

 まずは、スチール缶が増えてきた背景は以下のようなことがあったようです。

スチール缶に比べてさびにくく、軽くて輸送しやすいなどメリットの多いアルミ缶。それでも、なぜ缶コーヒーはスチール缶が主流なのか? 日本缶詰びん詰レトルト食品協会の土橋芳和・常務理事は「衛生管理の面から、ミルク入り飲料について自主規制していたためです」と話す。

 缶飲料で怖いのは致死率の高いボツリヌス菌。スチール缶だと菌が増殖すれば缶が膨張するので、消費者が飲むときに気づくことができる。しかし、アルミ缶は薄くても強度を保てるように、内側に窒素ガスなどを入れて内圧を高めて膨らんでいるため、気づくことができない。

 そこで協会は1985年に、ボツリヌス菌が入る恐れがある「高温殺菌を必要とする飲料」についてはアルミ缶を使わないよう自主規制。その後の研究で、ミルク入り飲料だけが危険だということがわかり、1988年からは範囲を狭めた。

引用:朝日新聞DIGITAL

 ボツリヌス菌が飲料に入った時に、膨張することで菌の混入に気付く仕組みを作るためにスチール缶が増えたようです。
 
 アルミ缶は強度を保つために窒素ガスなどを入れて内圧を高めて膨らませるのでボツリヌス菌の混入に気付かないというのもあってスチール缶が増えたことの理由にもつながっています。ミルクが入っている製品に対しての対策なので、ブラックコーヒーのようなミルクが入っていない製品は以前からアルミ缶の物もありました。それに、コーラーなども乳製品が入っていないので昔からずっとアルミ缶になっていますよね。

 写真は左がジョージアのシリーズで右が他の会社の缶コーヒーです。
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 アルミ缶は窒素ガスなどで膨張をさせているようですが、確かに飲み口当たりが膨らんでいます。もしスチール缶の製品にボツリヌス菌が入ってしまうとこちらも膨張して気付けるんだと思います。
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 底の面はアルミ缶の方は膨らんだりはしていないです。
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 側面についても特に変わりはないです。
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 それから、昨年からまたアルミ缶が増えてきた理由は、先程の引用のリンク先にも書かれているように、生産工程管理の中で殺菌技術の進歩があるようです。僕は昔からジョージアをよく飲んでいたのでわかったのですが、ジョージアのシリーズの缶コーヒーはアルミ缶の割合がだいぶ増えてきていますね。

 持ってみるとわかりますが、アルミ缶のほうが軽いので、アルミ缶が増えることで運送費の削減にもつながって企業側にも良さそうです。搬送する人もアルミ缶のほうが軽くて作業もしやすくなるんじゃないでしょうか。

 でも、アルミ缶を手に持った時の印象は軽くなったのはいいことなんですが、柔らかくて強度が弱そうなので手から落とした時に部分的に破損して中身が漏れそうでちょっと心配です。