フリクションのインクの色を消す
僕はボールペンとしてはフリクションを頻繁に使っています。
それで、使わないときはシャツの胸ポケットに入れていることが多いのですが、ペン先を直さず胸ポケットに入れてしまうことがあって、ポケットにインクが付着してしまうことが時々あります。
▼状態としてはこのような感じです。
インクが付いてしまうと洗濯をしてもとれません。
でも、ある方法でインクの色を消すことができます。
ある方法とは、アイロンをかけます。
▼インクが付いてしまったところにアイロンをかけると、
▼インクの色が消えます。
なぜ、アイロンをかけると消えるのか
フリクションのインクが消える原理を分かっていれば理由は簡単で、フリクションのボールペンのインクは熱を与えると色が透明になります。
なので、アイロンをかけることでインクが無くなるわけではなく、色を透明にして色を消しているだけです。
ちなみに、インクはどのぐらいの温度で透明になるかというと、60℃です。
そして、反対に冷やすことで消えた色を戻すことも可能で、-10℃で色を戻すことができます。
消えたり戻したりすることができる温度の説明はフリクションのメーカーのサイトで紹介されています。
Q:フリクションで書いたものを高温下に放置していたところ、書いた文字が消えてしまいました。もとに戻す方法はありますか?
冷やすことで色が戻ってしまうわけですが、-10℃にならないと色は戻らないので、洗濯をしているときの水の温度ぐらいでは色は戻らないので安心です。僕も、色を消したシャツを洗濯を何度かしていますが色が戻ることはありませんでした。
あとがき
思いがけず、ボールペンを胸ポケットに入れてインクが付いてしまうことがあると思います。
そのような時にボールペンがフリクションのものであれば、60℃以上の熱を与えることで簡単に色を透明にすることができるので、ご参考までに。