テレビ番組で初詣の作法が紹介されていたので、その内容を紹介したいと思います。
そもそも初詣の目的とは、
一年の始めに昨年の感謝をして、今年も一年よろしくお願いしますという挨拶をすることです。
それでは、鳥居のくぐり方・手水の作法・お賽銭の作法の3点をご紹介したいと思います。
注目河野英太郎(著)「99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ」の感想
鳥居のくぐり方
まずは、鳥居に向かって一礼(会釈)をします。
そして、
鳥居の真ん中を避けて通る
鳥居の真ん中から続く道は
「正中(せいちゅう)」
と呼ばれ、神様が通る道とされています。
そのため、神様が通る道(正中)は避ける意味でも、両端を通ることが正しい通り方です。
手水(手を清める)の作法
罪や穢れを祓い清めるために手水を行う
手水の目的とは、人間は生活をしている中で、知らないうちに草木や虫を踏んだりして罪や穢(けが)れが付いています。
その罪や穢れを祓い清めるために手水を行います。
そして、手水の作法は
1.左手を流す
2.右手を流す
3.口を漱(すす)ぐ (口に含んでグチュグチュするのはダメで、軽く口を開けて軽くゆすぐだけで大丈夫です)
4.残った水で柄の部分を流す
といった順番になります。
お賽銭の作法
お賽銭の目的は、今年のお願い事をするためではなく、
一年を無事に過ごせたことに対する神様への感謝のお供え物
になります。
金額は五円(ご縁)などの金額が良いとされていますが、実は関係なく何円でも大丈夫です。
お賽銭の作法の順番
1.お賽銭を入れる
2.鈴を鳴らす
3.ニ拝 (角度は90度。90度が神様に対する最敬礼とされています)
4.二拍手 (右手の指先を左手の第一関節までずらす)
5.一拝(角度は90度。)
※お賽銭を入れるときに強く投げつけるような方法はNGです。
これが、
「二拝二拍手一拝(にはい・にはくしゅ・いっぱい)」
そして鳥居を出たときに
鳥居に向かって一礼(会釈)をします。
これまでの内容が正しい初詣の正しい作法となります。
今まで細かい内容までは知らなかった人も多いと思います。
でも、初詣は毎年行う行事なので正しい作法を身につけて初詣に行けたらなと思います。