僕の自宅の光回線はeo光を使っていて、オプションで電話番号も付いています。
回線引き込み用に利用しているルータは多機能ルータで電話機能も付いています。
それで、SIP機能も搭載されていて自宅のWi-FiのLANを使うことでスマホを自宅の固定電話としても使うことができるので、NTTの電話回線をわざわざ引いて建物内で電話線の配線工事をしなくても手軽に自宅用の電話番号を扱うことができます。
自宅の電話番号用で使用する電話機については、日常的に使っているスマホを使うと外出した時に着信履歴を残すことができないので、スマホを買い替えたときに使わなくなったスマホを活用すれば問題ないです。
設定方法(eo光の場合)
多機能ルータ側
・自宅のWi-Fi環境に接続して、Chromeなどのでブラウザでhttp://192.168.0.1を開く
・ユーザ名とパスワードを入力してログイン。※初期のID:admin パスワード:(なし)だと思います。
パスワードは後で変えたほうが無難です。
・画面左メニューの「光電話」⇒「内線設定」から、名称の項目の中のスマートフォン子機1の「編集」を選択。
・内線端末設定のスマートフォン子機1の設定で以下の項目を任意で入力して最後に設定を選択。その他は適宜選択や入力。
内線電話番号:一意の値 …①
ユーザID:任意 …②
パスワード:任意 …③
スマホ側の操作
・アプリのAGEphone for eoをインストール
AGEphone for eo | Google Play
・簡易設定を選択。
・以下の入力欄を入力して最後に完了を選択。ルータアドレス:192.168.0.1
内線番号:多機能ルータ側の設定の①の値を入力
ユーザID:多機能ルータ側の設定の②の値を入力
パスワード:多機能ルータ側の設定の③の値を入力
参考)スマホを再起動したときのことを考えて「起動時に実行」はONにしておいたほうが後々便利だと思います。
設定が終わると多機能ルータとスマホ間の通信が完了して、電話の発着信ができる状態になります。
ここまでの設定の流れで、光回線の電話番号の利用を始めることができます。
電話と言えばNTTに申し込みをして電話回線を引き込む工事をして、自宅内のどこかに電話機を設置するというのが以前までは当たり前でしたが、ネットで使う光回線を使ってスマホを自宅電話番号の電話機として使うのが当たり前になってくると思います。