保証料の実態

保証料の相場

住宅を買うときに必要になってくるが住宅ローンですが、その住宅ローンの内容としていまいち納得できないのが「保証料」です。

住宅ローンの金額って住宅購入費の中でも結構高いです。

相場的には融資金額の2%に設定している金融機関が多いです。3,000万円の融資額の場合では60万円にもなるのでばかになりません。

保証料は2%とは一概に言えなくていろんな条件に基づいて算出されます。

たとえば、年収が低ければ費用は高くなります。今まで話を聞いていたところでは年収が400万円未満では条件が厳しくなります。

それと、申請時に同一の会社で過去12か月分の給与明細を提出することができれば信用度が高くなって優遇されることもあります。

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保証料=借主への保証ではありません

そのバカにならない金額の保証料の意味や内容について個人的に調べてみました。

まず、保証料の役割ですが、何らかの事情により融資を受けた人(お金を借りた人)が住宅ローンの返済が滞ってしたときに代わりに返済をすることになります。

その肩代わりをしてくれるのは銀行ではなくて銀行が指定した信用保証会社をつけることを融資の時の条件になります。

なので、連帯保証人を準備するから保証料をやめたいといっても通用しません。

銀行側は保証会社をつけることでは貸し倒れのリスクを回避しています。つまりは銀行が保険をかけているわけです。銀行側のリスクをなくすために住宅ローンを借りる人がお金を出すわけですが。。。

それで、住宅ローンを借りた人が何らかの理由により支払いが滞った場合は保証会社が銀行に残高を支払うことになりますが、住宅ローンを借りた人は返済が無くなるというと、全くそういうわけではありません。

保証会社から返済の催促が来て、保証会社に残高分を返済していくことになります。

借主、金融機関、保証会社の相関図
借主、金融機関、保証会社の相関図

なので、住宅ローンを借りた人は保証料を払っているからと言っても結局は借りた金額の返済は必要です。

つまり、保証料の意味は銀行が貸し倒れを防ぐためだけのものです

保証料のメリット!?

保証料のメリットなんてはっきり言ってありません。

土地も住宅も費用を手持ちの資金から払ってしまうと保証料を払わなくてすみますが、そんなことができる人はごくわずかでしょう。

保証料は銀行がリスクを持たないために住宅ローンを使いたい人の弱みに付け込んでいるだけのものです。

銀行からの融資を受けやすくなるためと思う人もいるかもしれませんが、それは、なぜか借りる人が銀行のために保険料を払っているだけです。

それに、返済の義務は無くなるわけでもないので本当にメリットなんてありません。

保証料0円という金融機関もありますが

保証料0円とい銀行などもあります。

でも、話を聞いてみると、保証料が無料でも事務手数料がかなり高いといったパターンもあります。

どれぐらい高いかというと、融資額の約2%なので結局は保証料と同等です。僕もある銀行に実際に聞きに行ったところ、3,000万円の融資で2%の60万円でした。

こういった保証料が無料の場合は保証会社を使わないので返済が滞った場合は自分の所で返済に向けた動きをするだけで、初めに高い手数料で利益をあげていることになっているんだと思います。

あとがき

住宅ローンを借りるときは、借りる人が保証料もしくは事務手数料で高い費用を払う必要があります。

はっきり言って借りる人にとっては何のメリットもなく負担がかかるだけです。

もしかしたら、銀行側からの言い分としては保証料が嫌であれば賃貸に住んでおけばいいのではというのもあるかもしれません。

でもやっぱり、マイホームを持ちたいという人はすごく多いと思うので、その中で全体の費用を一括で払えない人の足元を見た仕組みなんだと思います。

(今回の投稿で参考にしたサイト)
住宅ローン保証料って?|返済計画からみる後悔しない選び方 | UPin
保証料がいらない住宅ローンとは? | 住宅購入アドバイス&セミナー
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