月はどこの国の領土なのか?!

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池上彰さんが司会をしている番組で面白い内容があったので投稿します。

月はどこの国の領土なのかという話ですが、月に関する条約で、宇宙条約(1967年)というものがあります。
その条約の内容は

    領土化を禁止 資源採掘は禁止されていない 平和利用の原則 国家への責任集中原則

人類ではアメリカ人が初めて月面に降りたことは有名ですが、アポロ11号が月面に着陸したのは、宇宙条約ができた2年後の1969年です。

地球上の島の領土などは初めて見つけた人の国の領土になりますが、おそらく宇宙条約が先にできていたこともあり、月はアメリカの領土にはならないとしています。

また、研究用が目的であれば自由に月の資源を持ち帰っても良いとされているので、事実上、月の資源を大量に地球に持って帰ってきても問題にはならないみたいです。

それに、普通に考えると月の資源を持ち帰ることは容易ではないですが、月と宇宙空間の重力をうまく利用すれば理論上可能だとされています。

月の資源を地球に持ち帰る一つの方法としては、月から地球に向けて資源を宇宙空間に飛ばして、地球では地上から400km上にある宇宙ステーションで受け取るようにすればできないことは無いようです。

宇宙ステーション
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。

photo credit: ViaMoi via photopin cc

地球上でどの国の領土でもされていない場所

photo credit: AntarcticBoy via photopin cc
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月はどの国の領土でもないとされていますが、地球上でも北極と南極はどこの国の領土ではありません。

南極に関しては
南極条約があり、南極も領土化は禁止されています。

日本も南極には昭和基地があってその周辺の領域は日本の領土ではありません。
しかし、月とは異なり南極では鉱物資源の採掘禁止とされています。

南極条約
(1)1959年に日、米、英、仏、ソ連(当時)等12か国により採択され、1961年に発効。2013年2月現在、締約国数は50。
(2)南極条約は南緯60度以南の地域に適用され、以下を主な内容とする。
南極地域の平和的利用(軍事基地の建設、軍事演習の実施等の禁止)(第1条)
科学的調査の自由と国際協力の促進(第2、3条)
南極地域における領土権主張の凍結(第4条)
条約の遵守を確保するための監視員制度の設定(第7条)
南極地域に関する共通の利害関係のある事項について協議し、条約の原則及び目的を助長するための措置を立案する会合の開催(第9条)
(3)我が国は、南極条約の原署名国であり、1960年8月4日に南極条約を締結して以来、南極条約協議国の一員としての責務を果たしている。

北極に関しては条約などはありません。
条約などが無いのは南極との違い、北極は氷におおわれているだけで大陸は存在しないからとされています。

北極の海もどこの国のものではなく、地球の温暖化で氷が解けている影響で資源の開発が進んできているので、今後は領土の問題が起きやすいとされています。

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