ら抜き言葉とは言葉に「ら」が含まれていないと日本語の使いとしてはおかしいとされているものです。
ただし、物事が可能かどうかを表す時に用いられるものです。「お客様はそのお菓子を食べられた」の尊敬で使うときや、「私には、あの人が間違っているように思われる」の自発で使うときとは意味が違います。
そして、ら抜き言葉を見分ける方法としては、命令形に替えてみるほう法があります。
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例えば、「食べれる」と「走れる」の言葉を使うことがありますが、「食べれる」を命令形にしようとして「食べれ」という言葉は無いので、ら抜き言葉になります。「食べられる」が正しい使い方です。
そして、「走れる」を命令形にすると「走れ」という正しい言葉なのでら抜き言葉にはなりません。
(誤) (正)
見れる → 見られる
出れる → 出られる
起きれる → 起きられる
寝れる → 寝られる
食べれる → 食べられる
命令形にするとおかしな言葉(見れ、出れ、起きれ、寝れ、食べれ)になるのでら抜き言葉に該当するということです。
日本語は複雑ですが、奥が深いのでいろいろわかってくると面白いです。
「ら抜き言葉」不意に使っているので、注意は一応しておきたいと思います。