なぜヨーロッパでは入国審査がないのか?!

ヨーロッパを旅行している番組を時々見ていると

あれ?!

と思うことがあります。

それは、国から国へ移動しているときに

入国審査がない

ことです。

旅をしている人が電車で移動をしていると入国審査もなく他国に入っています。
もしかして、駅の改札などで審査をするかと思いきや、やっぱり何も無いんです。

photo credit: Werner Kunz via photopin cc

なぜ入国審査が無いのかを調べてみた

実は、ヨーロッパでは通行自由化と手続き簡素化を目的とした共通滞在協定あり、その協定とは

シェンゲン協定(Schengen Treaty)

というものがあります。

名称の由来は締結地から来ていて、、フランスとドイツの国境が交わる、ルクセンブルクの小さな村シェンゲンに由来します。
シェンゲン村

この協定に加盟している国は以下の26か国が加盟して、順次範囲も拡大していくようです。
オーストリア、ベルギー、スイス、チェコ、デンマーク、ドイツ、スペイン、エストニア、フィンランド、フランス、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スウェーデン、リヒテンシュタイン

この協定では、以下のようなことがメリット(目的)とされています。
人の流れや運輸・貿易の簡易化
加盟国間での国境政策の統一化
犯罪者が国境を越えても逃がさない

それから、シェンゲン情報システム(Schengen Information System,SIS)というものもあり、逮捕令状が出されている人物や盗難車両等の行方不明となっている物などの情報が各国で共有されていて犯罪の抑制に運用されているようです。
たとえばオーストリア人が、もしベルギーで犯罪を犯したら、おそらく各国で犯罪者の引き渡し条約などもあるのでしょうか。

というわけで、実態としては26カ国間の移動は国内移動同然となり、アジアなどからシェンゲン圏内の国に入国する際は、最初に入国した国で検査を受ければダイジョブだということです。
ヨーロッパ中を旅する人が、パスポートに入国の際のスタンプが欲しいと思っていたら少し残念ですね。

滞在日数はどう計算されるのか

もし、日本人がシェンゲン圏内で旅行をしたら滞在日数(ビザの関係)はどうなるかというと、2013年10月18日にルールが改正されて、最初の入国日を起点にして「あらゆる180日間の期間内で最大90日間の滞在」となります。

つまり、1月1日に入国したら6月30日までの間で、シェンゲン圏内に合計90日間だけ滞在ができるということになります。
一度も圏外に出なければ最短で4月1日を過ぎると不法滞在となります。

もし途中で一度圏外に出国して、再入国していれば4月1日以降も合計90日の範囲内で滞在することができます。

そして、最初の入国日から180日を経過すると滞在日数がリセットされて、再び「あらゆる180日間の期間内で最大90日間の滞在」が適用されるという流れになります。
滞在期間

まとめ

ヨーロッパは通貨がユーロであったりするなどの隣接している国との間で共通している物があるので、シェンゲン協定のようなことができるのでしょうね。

我々が住んでいる日本の島国であったりするのもあるんでしょうが、お隣の国は国の情勢が安定していないのに核兵器を作っていたり、拉致問題を抱えている北朝鮮でですし、著作権の侵害や一人っ子政策をしている中国だったりするので、とても日本ではシェンゲン協定のようなことはできないでしょうね。。。

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