うちの子どもたちが夏風邪のヘルパンギーナにかかったことを発端に、僕自身も感染してしまった時の様子です。
子どもがヘルパンギーナに感染
こないだ、子どもが三大夏風邪のヘルパンギーナに感染しました。
子どもの三大夏風邪は、手足口病、プール熱そしてヘルパンギーナといわれています。
手足口病と、プール熱は聞いたことがありますが、ヘルパンギーナはこのとき初めて聞いたぐらい聞きなれない病名です。
ヘルパンギーナの症状
病気の症状としては40度前後の高熱、嘔吐、そして口内部ののど付近に口内炎のような水泡ができます。
このときの子どもの様子としては本当にしんどい様子で、夕方以降になると熱が上がって常にぐったりしている状態でした。
体温計の数値を見て発熱が40度を超えるのは本当に驚きでした。
与えていた食事
口の中は水泡のようなできものができてしまい食事を取るのも大変な状態でした。食事はプリンやうどんなど喉越しが良いものを与えていました。あと、水分も取らせないといけないので経口保水液を与えて水分補給をしていました。
強い感染力
我が家には2人の娘がいますが、2人とも同時に発症してしまいました。
更に、数日前に家に遊びに来ていた親戚(子どもたちのいとこ達)の3人もほぼ同じ時期に発症していて感染力の強さには驚きました。
症状が治まるまでの期間
子どもたちの症状が落ち着いて元気になるまでの期間は3日間でした。
3日目には夜に熱が上がることもなく、食事も通常通りのものを食べられるまでに回復をしていました。
ヘルパンギーナは大人にも感染します
ヘルパンギーナは主に幼児くらいの子どもがかかりやすいと考えられていますが、大人にも感染します。
かかってしまうと、大人のほうが症状はひどくなるとも言われています。
実際に僕も感染。。。
大人はかからないだろうと完全に油断をしてしましたが、子どもが治ってから3日後に僕もかかってしまいました。
初期の症状は頭痛です。ただただ頭が痛くなりました。
頭痛に効く薬のロキソニンを服用すると一時的に痛みが緩和されましたが、すぐに繰り返してしまう状態でした。
症状と診断の結果
そして、夜になると具合は悪化して主に以下のような症状が起きました。
・ひどい頭痛
・約40度の高熱
・毛布を被るくらいの悪寒
・間接痛
しかも、僕が発症した日が8月13日とお盆期間真っ只中で、病院はほとんど休診期間だったので空いている病院を探すのも一苦労でした。(うちの奥さんが救急相談ダイヤルを使って探してくれました。)
少し離れた場所に開いている病院があったので行き、診察をしてもらいました。
それで、診察の結果としてはもちろんでヘルパンギーナでした。。。
もしかして、この時期では珍しいインフルエンザか、時期的に熱中症を起こしてしまったのかと考えましたが、医師の診断の結果としてはヘルパンギーナでした。
病名を確定付ける症状としては喉の状態を見てもらったときに、口内炎のようなできものがありました。このときの僕の自覚としては喉には違和感は感じていませんでしたが、喉の状態を内視鏡のようなものでモニターで見てみると口内炎のようなものがありました。これがヘルパンギーナと決定付ける要因となっています。
感染経路(ルート)
僕がヘルパンギーナにかかってしまった理由は、他でもなくわが子たちからウイルスをもらってしまったことです。
感染の具体的な経路としては、仕事が夏季休暇中だったということもあって家にずっといたので飛沫感染も考えられますが、子どもの食べ残しを食べていたことが大きいです。
こどもの症状が収まってから、もう大丈夫だと思い込んで子どもが残した食べ物をもったいないという気持ちからいつものように食べていたことが駄目だったと思っています。子どもが噛んだ食物を自分が食べてしまうことは危険だったと今になって思っています。
ヘルパンギーナには特効薬が無い
ヘルパンギーナの厄介な特徴は特効薬が無いことです。ウィルス性の病気なので抗生物質などがあればよかったのですが、ヘルパンギーナに効く薬は無いので、治療法は頭痛には痛み止め、熱が高くなると解熱剤を服用して症状を緩和する対処療法しかありません。
対処療法を繰り返してウィルスの活動が収まるのを待つしかありません。
症状のほかに辛かった
頭痛や高熱に対しては大変でしたが、その他にも辛かったがあります。
2日間は高い熱が出ていたのでお風呂に入ることができず、この時期に2日間もお風呂に入らないと髪がギトギトになり臭いも少ししたので気分的にしんどかったです。
あと、2日間は食欲が全く無かったので体に取り入れていたものをしては経口保水液だけでした。なので、気持ち程度の体重が減っていました。
でも、2日間も食事を取っていないとさすがに胃が小さくなっていると思うので、元気になってからの食事の量が少なくなってダイエット効果が少しラッキーだったかもしれません。
治るまでの期間
僕も対処療法を繰り返し、症状が完全に落ち着くのに4日間かかりました。
4日目になると頭痛も治まり食事も通常通りの量を食べられるようになりました。
それで、先にも書いたように発症した時期がお盆の夏季休暇中だったので仕事には影響が無く不幸中の幸いでした。
5日目にはちょうど出勤するタイミングだったので、残留しているウィルスがあるかもしれないと思い念のためマスクを着用して出勤をしました。
さいごに
今年になって初めてヘルパンギーナという病気を強く認識しました。
名前は聞いたことがあまり無かった病気で、調べてみると子どもがかかる病気だと思い込んでいましたが、大人もかかる病気だと自身の体験でひしひしと感じました。
子どもがかかっているときは高熱とかで様子が辛そうで見ているのも大変でしたが、長引かず平均的な期間でまだ良かったです。
それから、子どもがかかると思われている病気ほど大人がかかると大変だと実感しました。実際に、子どもは3日間で治りましたが、僕が治るには4日かかってしまっています。
これからも、夏になると起こりやすい夏風邪をひいてしまうことがあると思いますが、そのときには油断をせず予防を欠かさずしようと思います。特に、子どもの食べ残しを体内に入れるのは危険なので絶対にしないでおこうと思います。