タイ王国の徴兵制は「くじ引き」で決まる?!

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タイ王国では、若者は17歳になると、まず地元の役所で軍への登録を行い、「予備兵」と呼ばれる立場になります。

この予備兵とは国の有事の際に招集される人員で、男性はすべて56歳までは予備兵となるようです。

タイ王国での徴兵は21歳以上の男性に兵役義務があり毎年4月になるとくじ引きによる抽選が行われています。

くじの種類は「海軍・陸軍・空軍・兵役免除」の四種類で、兵役免除が当たりで黒色をしているようです。
その年の徴兵に必要な人数にもよるみたいですが、兵役免除の確率は5分の1程度のようです。

その抽選の様子はテレビで放送もされています。

くじ引きにしている理由は、予備兵をすべて兵隊にしてしまうと人数が多すぎるためです。

陸軍、海軍、空軍のどこに配属されるかはくじ引きの時に決められるようで、特に海軍の訓練は厳しいことで有名らしく、海軍への配属が決まると気絶をする人もいるようです。

徴兵が決まった後に逃げたり無視をしていると逮捕され10年間の懲役が科せられます。
photo credit: Dunechaser via photopin cc

兵役を免除されるには

くじ引きにで軍隊に配属される期間は最長2年間ですが、自主的に入隊を志願した場合の兵役期間は6か月と短くなるみたいです。

くじ引きによる「」以外にも徴兵を免除できる方法があるらしく、その方法とは、士官学校や一般の高校で「ロード」という3年間毎週一日のハードな軍事訓練科目を受講した人は兵役が免除されます。

また、徴兵される時点で教師、医師、看護師、親を介護する人や、身長などの体格が基準に満たない人は兵役を免除される対象に含まれます。

ロードを修了すれば兵役が免除されるのに、なぜ毎年くじ引きが行われている理由は、タイでは生活が苦しく学校にいけない人たちがロードを受講することができず、一か八かのくじ引きで兵役免除を考えているようです。

徴兵されるのは悪いことだけではない

しかし、徴兵は嫌なことだけが起こるのではなく、兵役がきまると月給が支給されることになり貧困から抜け出すことも可能であったり、息子に規律を覚えさせる機会につながると考える親も少なくないようです。