内閣総理大臣や総務大臣が携帯電話の料金について言及しているのをニュースなどで目にするようになってきました。
言及している内容としては、日本の携帯電話の料金が高いため新しいプランなどを検討して利用やの負担を減らしたいということです。政府としては景気対策のために、消費者の家計に少し大きな負担をがかかっている携帯料金を抑えて、別の消費を促進したい意図があるのではないでしょうか。
日本の主要携帯電話会社のドコモ、au、ソフトバンクでの料金はプランの費用を組み合わせても6,500円はして、これではデータ通信の通信量が足りないのでプランを変えると約8,500円になってしまいます。年間にすると約96,000円です。
10年以上の前には月額で10,000円以上を払っていたのと比べると料金も下がってきたのかなと感じますが、それでも今の携帯にかかる費用は家計には比較的大きな負担を占めていると思います。
このあたりを勘案して政府も携帯電話料金について発言をしてきているのだと思います。あと、国民の関心も集めたい意図もあるのではないでしょうか。
今は格安SIMという選択肢もあります
「データ通信の使用量が少ない人向けに1ギガバイトの料金プランを選択肢として用意する」と総務大臣が案を示していたようですが、多くの格安SIMの会社にはこのデータ通信量1GBのプランはすでに用意されています。
ドコモ、au、ソフトバンクには最低でもデータ通信量2GBしかありません。しかも、通話のプランを低い料金設定にするとデータ通信量5GB(auの場合は3GB)が最低のプランで場合によっては料金がむしろ高くなってしまい、料金を安く抑える意味では本末転倒なことになっています。
僕も実際にしていますが、主要携帯電話会社(ドコモ、au、ソフトバンク)からは脱却して格安SIMを選択したほうが費用を抑えることができます。
【MVNO ぷららモバイルLTE】乗り換えてやっぱりよかった。まだの人にはぜひお薦めです。
別の投稿で以前にも表を書きましたが、通話料を考慮して格安SIM会社を選ぶとしたら、今はもしもシークスがおすすめです。一例ですが、5分以内の通話を30回と月間の通信量7GBまでの内容であれば2,900円にすることができます。
サービス名 | ドコモ | au | ソフトバンク | もしもシークス |
通話プラン | カケホーダイライト | 電話カケ放題プランS | 通話し放題ライト | かけたい放題(5分以内30回/月) |
1,700円 | 1,700円 | 1,700円 | 2,900円 (7GB) |
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ネット基本料 | 300円 | 300円 | 300円 | |
データ定額プラン | 5,000円(5GB) | 4,200円(3GB) | 5,000円(5GB) | |
月額合計 | 7,000円 | 6,200円 | 7,000円 | 2,900円 |
僕の場合はNTTぷららモバイルLTEのSIMを使っています。データ通信量は無制限で、速度は3Mbpsの制限はありますが普通に使う分には問題ありません。通話に関しては5分以内の通話料は込みとかではないので、従量課金で30秒20円のところ、楽天でんわを使っているので30秒10円で通話をしています。私用でも仕事でも使っていますが、月間の通話料は約400円です。
楽天でんわを2ヶ月ほど使ってみたので、レビューします。
まとめ
政府は国民の家庭の家計を助けようとして今の主要携帯電話会社の料金の見直しに取り組んでいるようです。
その中で、データ通信プランに1GBのプランを検討しているようですが、1GBのプランだと今の時代の多くの携帯利用者にとっては通信量が足りないと思うので、政府が考えている課題の根本的な解決にはならないと思いますが。。。
携帯電話の通話・通信の料金を抑えたいとうのであれば、格安SIMの会社が市場に多く進出してきていることもあるので、政府の主導で主要携帯会社の料金プランが下がるのを待つだけではなく、格安SIMも含めて最適なプランを自分で選ぶことが必要だと思います。