Office Remoteというツールがすごく便利なので紹介します。
Office Remoteは何かというと、スマホをリモコンとしてマイクロソフトのOfficeのパワーポイントのスライドの操作などをすることが出来るものです。
パワーポイントのスライド操作には専用のリモコンなどが販売されていますが、身近なスマホがリモコンとして扱うことが出来ます。
使えるようになるための設定方法などを紹介します。
※各OSのバージョンなどの互換性により実現できない場合もありますので、予めご了承ください。
※僕のスマホはAndroidなのでAndroidでの説明にしています。
パソコン側の設定
まずは、ダウンロードサイトからソフトをダウンロードします。
Microsoft Office Remote
▼ソフトのダウンロードが終わればインストールします。
▼インストールが終わってパワーポイントを起動すると「OFFICE REMOTE」の新しいタブが追加されています。
▼OFFICE REMOTEのタブを選択して、Office RemoteのメニューからTurn Onをクリックして機能を有効にしておきます。
スマホ側の設定
まずは、アプリをインストールします。アプリをインストールすれば起動をします。
▼パソコン側の設定を促す「Set up your PC」のメッセージがありますが、とりあえず飛ばして、NEXTをタップして進めます。
▼「Turn on Bluetooth」の画面ではブルートゥースの機能をONにしておきNEXTをタップして進めます。
▼スマホ側とパソコン側でBluetoothを有効にしておきます。パソコンとBluetoothの機能でペアリングをします。(ペアリングの設定は各端末ごとにあわせて設定してください。)
▼「Turn on Office Remote」のメッセージはパソコン側でOffice Remoteを有効にするという内容です。まだ有効にしていなければ有効にしておきます。
▼「Choose your PC」の画面ではリモートから操作をする端末を選択します。パソコン側とペアリングができていればリストにパソコンのコンピュータ名が表示されています。
REMOTE OFFICEを使ってみる
▼リモコンのスマホと、パワーポイントを表示しているパソコンの接続が完了すると、パソコン側で表示しているパワーポイントのドキュメントの一覧が表示されているので選択します。
▼スマホの画面の上部にはスライドが表示され、下部には左右の矢印があります。右矢印をタップすると次のスライドに進み、左矢印をタップすると前のスライドに戻ります。初期設定ではスライドを進めると一回だけバイブレーションし、スライドを戻るときには2回のバイブレーションが起きるので画面を見ずに操作をしていても手の感覚だけで操作の確認ができます。
▼僕はあまり使いたくはないですが、スライド部分の画面を指で触れるとポインターが出てきます。画面で説明している部分に視線を誘導するには便利かもしれません。
画面の上部の右隅には次のスライドが小さく表示されているので、次にどのスライドが来るのか確認が取れます。この小窓の表示は発表者側だけに表示されるので、プレゼンを聞いている見ている側には見えないようになっています。あと、画面の中央には経過時間と、スライド番号が表示されて状況の確認が取れるので非常に便利です。
さいごに
まずはパワポ専用のリモコンを買わなくても、普段から使っているスマホでリモコン操作できるのはすごく便利です。
スマホには画面が当然ついているのでチラッとみて経過時間やスライドのページ数の状況確認もできます。
スライドが表示されてから説明をするのではなく、画面の中の小さな窓のには次のスライドが表示されているので次のスライドの説明の心構えができるのも便利です。
これだけの機能が備わっているので、プレゼンする人や学校の先生などには有効に使ってもらえるツールだと思います。
仕事で僕もお客さんや内部打ち合わせで発表を行う機会が割とあるので、このようなツールは活用していきたいと思います。