オンラインストレージの落とし穴と対策
DropBoxやマイクロソフトのOneDriveなどのオンラインストレージサービスはすごく便利なのでよく使っています。
でも、使いすぎるとちょっとした落とし穴があるのでご紹介します。
各オンラインストレージサービスはパソコン用にアプリが用意されています。アプリを使用するとローカル端末にパスができてローカルドライブのように扱うことができるのですごく便利です。
でも、クラウド上にデータを保存しすぎると、パソコンともデータの同期をするのでローカルディスクも圧迫されます。至って当たり前のことなんですが。。。
僕はOffice 365のアカウントを持っていてOneDriveを1TBの容量を使うことができるので、家族の写真をオンラインストレージに保存していますが、だいぶ多くなってきてパソコン側のドライブが限界になってしまいました。
こんな感じです。
圧迫しているフォルダを確認
OneDriveが原因だとは推測はできていたんですが、念のため圧迫している原因を確認しました。その時に、便利なツールがDiskinfo3です。
このアプリはインストール型ではなくファイル型なので動作も軽くてすごく便利です。
Diskinfo | 窓の杜
使い方も簡単です。ファイルをダウンロードしてDiskInfo3.exeというファイルを実行します。
そして、「ファイル」→「解析」の順にクリックするだけです。
そうすると間もなく結果が表示されます。
結果から一目瞭然でOnedriveが容量を圧迫していました。データ内容は主に家族の写真です。
ちなみに、この時のOneDrive側の使用している容量はDiskinfo3と当然同じです
容量が多くなった時の対策
対策としては主に2つの方法があります。
1つはアプリをアンインストールすることです。そうすることで、同期したデータをローカル端末からなくすことができます。
以降の使い方としては、都度、WEBブラウザでOneDriveを使うことができます。
もう一つは、同期するフォルダを選択します。すべて同期してしまうとどうしてもローカル端末の容量が不足するので、必要な分だけ同期をします。
方法はOneDriveの設定を開いて同期する分だけのフォルダを選択するだけです。
必要な分だけを選択すると圧迫されていたディスクもだいぶ空き容量ができて改善されました。
あくまでも、データと同期をしていないだけでクラウド上にはデータは残っています。
ただ、同期をしていないフォルダのパスはパソコンからは見えなくなるので、頻繁に使うパスであったら不便だと思います。
あとがき
クラウドサービスのオンラインストレージを利用しているとローカル端末のディスクを圧迫してしまう心配がありますが、パソコン用のアプリを使わずWEBブラウザだけで使用するか、同期するフォルダを選ぶだけで心配はほとんどなくなると思います。
このあたりをうまく運用することで快適なオンラインストレージ利用ができると思うので、ご参考までに。