ebayやgearbestやbanggoodのような海外のショッピングサイトからパソコンやタブレットを輸入して買うことがあると思います。
そのような時の端末の言語の各設定は日本語の仕様になっていないので、日本語環境にするため設定方法の紹介です。
表示を日本語に
まずは、システム全体を日本語にします。
国の設定を日本語に
設定方法として、以下の項目を選んでいき、地域と言語の設定画面を開きます。
「設定 → 時刻と言語 → 地域と言語」
それで、「国または地域」のプルダウンメニューから「日本」を選択。
それと、同じ地域と言語の画面の中の「Windowsの表示言語」のプルダウンメニューから「日本」を選択。
設定をするとパソコンを念のために再起動します。
文字入力を日本語に
文字入力を日本語を出来るようにします。
言語を追加する
海外の端末は初期では日本語がインストールされていないので、日本語を追加します。
設定方法としては、先ほどと同じく地域と言語の画面を開きます。
「設定 → 時刻と言語 → 地域と言語」
▼言語を追加するを選択します。
▼一覧から日本語を選択して「次へ」をクリックしてインストール作業をすすめます。検索の入力欄に「日本」というキーワードを入力して検索すると見つけやすいと思います。
これで、文字入力で日本語を扱えるようになります。
ちなみに、文字入力を日本語から英語などに切り替えるときのショートカットキーとして、「Windowsボタン」+「スペースキー」で切り替えることができます。
キーボードのレイアウトを日本語に
次はキーボードのレイアウトを日本仕様に変えます。
設定方法としては日本語をインストールした時と同じ画面で、地域と言語の画面を開きます。
▼それで、インストールした言語の日本語を選択して「オプション」を選択します。
▼表示された言語のオプションの設定画面の中から、ハードウェアキーボードレイアウト「レイアウトを変更する」を選択します。
▼変更画面のプルダウンメニューから日本語を選択します。これでキーボードのレイアウトが日本語になります。
設定を変更したらパソコンの再起動をします。再起動することで設定が反映されます。
でも、海外から輸入した端末のキーボードにはレイアウトを日本語にした時用の記号の印字はされていないので、レイアウトを日本にした時に記号を探すのが少し大変です。@(アットマーク)や()(括弧)などを探すのに時間がかかるので、僕は、レイアウトは英語キーボードのままにしています。慣れたら大したことありません。
時間設定を日本時間に
パソコンのタイムゾーンも変更しておきます。
タイムゾーンがあっていないと不都合なことがあるとはあまり考えていませんが、パソコンの時計表示がおかしいと少し気持ちが悪いので直しておきます。
設定画面は、「設定 → 時刻と言語 → 日付と時刻」まで開き、「タイムゾーン」のプルダウンメニューから(UTC+9:00) 大阪、札幌、東京を選びます。
これまでの設定で、時間の設定も完了です。
文字化けを直す
プログラムをインストールするときのダイアグラムが文字化けして表示されるケースがあります。
それについてはシステムロケールの設定を日本語にすることで直ることがあります。
ロケールとはアプリやソフトに内蔵される言語や国/地域ごとの単位なので、アプリやソフトをインストールするときに日本語版をインストールしようとしてもロケールが外国語だったら言語が合わず化けます。
システムロケールを変更する方法は、「設定 → 時刻と言語 → 地域と言語」まで開き、「管理用の言語の設定」をクリックします。
そうすると、地域の画面が開くので、その中の「システム ロケールの変更」ボタンをクリックします。
「地域の設定」の設定画面が開くので、「現在のシステム ロケール(C)」のプルダウンメニューから「日本語(日本)」を選択します。
旧環境の設定で稼働しているプロセスが残っているかもしれないので、パソコンの再起動もしておきます。
これで、インストールするときの文字化けを解消することができます。
あとがき
これまでの設定で海外から取り入れた端末を日本環境にすることができます。
日本語を入力するときや、文字化けなどの対策にもなると思いますので、ご参考までに。