ブラウザの速度を上げる方法と注意点
Androidのスマホを買うとインターネットでサイトなどを見るときの標準でプリインストールされているブラウザがあると思います。
そのブラウザの表示速度を早くするための方法の紹介です。
設定方法
早速、設定方法についてです。
まずは、ブラウザを開いてメニューから設定を選択します。
次は、帯域制御を選択します。
このページに、「検索結果のプリロード」と「ウェブページのプリロード」の2つの項目があると思います。この2つの項目がブラウザの表示速度に大きく影響します。
検索結果のプリロードはGoogleなどの検索エンジンで検索をした時の結果リストに表示されているリンク先のページの情報をあらかじめ読み込みます。そうすることで、リンクをクリックしてからインターネットの回線を介してテキストや画像を読み込むのではなく、あらかじめ検索結果の段階でテキストや画像を端末に保存してあとは表示するだけで処理を最小に抑えるようにします。
次に、ウェブページのプリロードは検索結果のプリロードと仕組みは概ね似ていますが、こちらは、ブログなどのページを表示している時点でページ内のリンク先の情報を読み込んでおきます。そして、ページ内のリンクをクリックすると予め読み込んでいるテキストや画像を画面に表示するだけの最小限の処理を行います。
検索結果のプリロードもウェブページのプリロードも同様ですが、設定の内容は3つあって、「行わない」「Wi-Fi使用時のみ」「常に使用」から選択します。
注意しておきたいこと
設定で注意をしておきたいことは、常に使用を選択しているとデータ通信の時もプリロードしてしまうのでパケットの消費が気になります。見るつもりのないリンク先の情報もダウンロードしてしまいます。
SIMの契約は月間のパケット量の制限があるので、無駄にパケットを消費することになります。量は少なくても積み重なるとそこそこ大きな量になるので気を付けておいたほうが良さそうです。
ブラウザの表示速度にあまりこだわらない人はWi-Fi使用時のみの選択がいいと思います。
GoogleのChromeが速いという裏には
少し余談ですが、GoogleのブラウザのChromeは速度が速いという評判を時々聞きます。
これにはトリックが少しあって、Chromeの場合は「予測サービスを使用してページをより迅速に読み込む」という設定がデフォルトで有効になっています。この設定があることでChromeは速い動作が実現できていると思います。
この設定はスマホもパソコンもどちらのChromeで有効になっています。
それから、Chromeはメモリを多く使うという噂も聞きますが、この機能の影響でメモリを多く使っているんだと思います。
あとがき
僕みたいにテクノロジー装置や、ITに関することが好きな人はスマホで調べ物をする時間の割合が多いと思います。
そんなときにはブラウザの表示速度は遅いのは気になるので、プリロード機能を活用するといいと思います。
ただし、データ通信の時はパケットを無駄に消費することになってしまうので、この点については気を付けておいたほうがいいと思います。