cahe bach(カフェ バッハ)に初めて行きました。関西圏に住んでいる僕にしては念願の初訪問です。
カフェ バッハといえば東京珈琲四天王と珈琲が人たちの中では有名なお店です。そのうち1店にようやく行くことができました。
cafe bach(カフェ バッハ) | ホームページ
僕がこのお店を知るきっかけは、テレビ番組でブルーボトルコーヒーの特集が放送されたときにブルーボトルの創業者のジェームス・フリーマンが通っているというのを見て知りました。
ブルーボトルのコーヒーは僕も大好きです。その創業者が通っているのであれば間違いなく名店なのでいつかは行きたい気持ちがずっとありました。そこで、関東方面に仕事で行くことがあってこの機会に行くことができました。
訪れた感想
仕事が終わってすぐに向かいました。
電車をいくつか乗り継いで、お店の最寄り駅の南千住(JR or 東京メトロ)で下車します。それにしても、奈良県民の僕にしては東京の電車の乗り継ぎは複雑で大変です。
駅からは徒歩で10~15分程度でお店に到着します。車で行くときはお店での駐車場の提供はなく近隣のコインパーキングを使うことになります。
僕は仕事終わりに行ったのですっかり夜になっていました。時間は18時30分ごろだったと思います。
外観はスタバのような若者向けのスタイルではなくて、昔ながらの外観で落ち着いた様子です。
驚きの店員さんの対応
店内に入ってからはなかなかの驚きでした。
僕がよく行くコーヒーショップはスターバックスやタリーズのようないわゆるセカンドウェーブのようなお店ですが、バッハは昔からある喫茶店のような雰囲気で店内に入ると店員さんが席まで案内をしてくれます。
ちなみに、僕が案内された席はカウンターの席でした。煙草を吸わない人は基本的にカウンターに案内されるようです。
そして、コーヒー屋さんでは初めての体験だったんですが、店員さんが椅子を引いてくれて着席するまでサポートをしてくれます。まるで高級レストランのような対応でした。自分が店に本当に入ってよかったのか疑ってしまいました。
そして、お水とメニューを持ってきてくれます。この時の高級レストランの時の対応で客の右側から出してくれます。僕が座った位置では店員さんは僕の左側から出したほうが早いんですが、ご丁寧に右側に回ってきます。
これらの店員さんの対応はコーヒー店では経験したことがありません。
僕が注文したもの
メニューは殆ど見ずに苦味の強いものはどれかを聞きました。店員さんから苦味が強い豆の種類を2つほど教えていただいて、そのうちの一つのケニアを注文しました。
それと、せっかくなのでチョコレートケーキも注文しました。
そして、考えるまでもないですが、注文をしてから豆を挽いてドリップをしてくれます。ぼくはカウンターの席に座っていたので目の前でドリップをしている様子を見ることができました。
ドリップしているときの様子を見てふと思ったんですが、コーヒーを淹れる人の特徴として空いている手を腰に当てることが多いと思います。気のせいかもしれませんが。
10分ぐらいだっと思いますが、ドリップが終わるとコーヒーが届きます。この時も気づいたんですが、僕が座っている席はカウンターなので、カウンター越しに渡してくれたほうが早いはずです。
でも、ここはお店のこだわりでフロアを通って届けてくれます。この時に商品をテーブルに置くときも僕の右側からでした。このあたりの店員さんのマナーの徹底はさすが有名店だと感じました。後で伝票を見て値段に認識の違いがないか確認を思わずしてしまいました。
肝心のコーヒーの感想ですが、言わずもがななところはあるんですが、もちろんすごく美味しかったです。僕がいただいた豆はケニアですが、コーヒーの苦味が好きな僕も満足です。苦味の程度としてはスターバックスのドリップコーヒーと同等か、スタバの9割程度の苦味です。
雑味やえぐみも少なく後味もすっきりしています。同時にチョコレートケーキも注文をしていたので、甘いのと苦みのあるコーヒーは好きな気見合わせです。
それから、今回の訪問はブログに書くことを前提にしていたのでカメラを持参していたんですが、恐縮しすぎて「商品だけ撮影していいですか?」と聞きました。店員さんは手元だけの撮影は大丈夫と言ってくれました。
いつも僕は撮影禁止の表示がなければ確認をせずに店内を撮影したりするんですが、このお店だけはさすがにそんなことはできないくらいの威厳のようなものを感じます。
店内の様子を伝えるためには外観の写真を載せているのでそこから推測してほしいと思います。それと、僕が座った席の正面だけの写真を撮っているのでご参考に。
そして、奈良県に住んでいる僕にとってはバッハに来れる機会はなかなかないということもあり、せっかくなのでコーヒーの追加注文をしています。
追加したコーヒーは、バッハに来たということもありバッハブレンドを注文。
この時も、もちろん目の前で豆を挽いて淹れてくれます。味はケニアとは違い苦味はほとんどなく、かなりすっきりした味です。一年位前に飲んだブルーボトルのシングルオリジンの味に似ていたと直感的に思いました。コーヒーが苦手な人でも飲むことが十分できます。
この日にいただいた商品の値段(税込)は下記の通りです。
■珈琲
ケニア:600円
バッハブレンド:570円
■ケーキ
チョコレートケーキ:440円
いずれの商品もハズレはなく値段以上の満足が十分できるものです。
あとがき
念願の東京珈琲四天王 cahe bach(カフェ バッハ)に行くことができました。
お店の雰囲気は昔ながらの喫茶店という雰囲気なので若者にはあまり受けないかもしれないです。お店の名前がクラシックの作曲家なので当たり前だとは思いますが店内のBGMもジャズとかではなくクラシックでした。でも、僕のような珈琲好きには絶対にハマるお店であることは間違いないです。
僕が訪れた時も、ドリップをしている様子をじっと見ている僕を見て店員さんが気さくに声をかけてくれるくらい気遣いができています。今後は自宅で自分でも淹れたいということを伝えると、淹れ方が書かれた用紙を親切にも渡してくれました。通販の案内も入っていたのはさすがだなと思いましたが。
今回の訪問は来た甲斐がありました。本当に期待を裏切らないお店です。四天王と言われるのも伊達ではありません。
関東に行く機会があればまた寄ろうと思います。
カフェ バッハ情報 | |
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創業 | 1968年 |
営業時間 | 8:30~20:00 |
定休日 | 金曜日 |
住所 | 〒111-0021 東京都台東区日本堤1-23-9 |
最寄り駅 | 南千住駅(東京メトロ / JR) |
ホームページ | http://www.bach-kaffee.co.jp/index.html |