僕がワードプレスのテーマで愛用している「STINGER」で新しいデザインがリリースされたのでさっそく使ってみました。
新しいテーマへの移行を簡単に説明してみたいと思います。
新しいテーマは2種類あって「STINGER for FAN」と「STINGER for LADY」の2種類があります。
今回僕は「STINGER for FAN」の方を使います。
まずは、テーマのダウンロードです。以下のURLのページからダウンロードが可能です。
テーマを入手するにはSTINGERの作者のENJILOGさんを何らかのSNSでフォローすることが必要になります。
SNSでフォローをするとENJILOGさんの過去のつぶやきを見ることができるので、その中からパスワードを確認することができます。
パスワードを確認してダウンロードページでテーマをダウンロードしてください。
後は他のテーマと同様にワードプレスのテーマをインストールし有効にします。
テーマをインストールするだけで、一応は使うことができますが、変更する前のバージョンで使っていた設定がいろいろ抜けているので修正する必要があります。
photo credit: Huasonic via photopin cc
まずはスタイルシートの変更
パソコンで表示するスタイルシートの「style.css」と、スマートフォンなどをレスポンシブ対応をさせるための「smart.css」の変更が必要です。
バーチャルホストの設定が各自異なると思いますが、二つのスタイルシートは
“/<各自の設定のドキュメントルート>/wp-content/themes/stinger3forFANS/“ のパスに保存されています。
古い環境から「style.css」、「smart.css」のcssのコードなどを必要な分だけ新しい環境のスタイルシートに移します。
僕の場合は各スタイルシートの最下行にオリジナルのコードを保存していたので、その分だけコピー&ペーストで済んでいます。
あとは、パソコン画面のフォントでは「メイリオ」が好きなので、「style.css」のこちらの行を意図的に変更させています。
(変更前)font-family: 'Bitter', helvetica, osaka, "MS PGothic", sans-serif; (変更後)font-family: メイリオ, Meiryo, 'Bitter', helvetica, osaka, "MS PGothic", sans-serif;
画像ファイルの同期
新しいテーマを有効にするだけでは、h3タグなどで使用していた画像が見つからず表示することができません。
なので、画像ファイルを新しい環境へ同期する必要があります。
FFFTPなどのツールでコピーする方法もありますが、僕は簡単にコマンドで実行しました。
rsync -azv /<各自の設定のドキュメントルート>/wp-content/themes/stinger3ver20131012/images/ /<各自の設定のドキュメントルート>/wp-content/themes/stinger3forFANS/images/ このコマンドの簡単に説明すると rsync -azv 同期元 同期先
といった形になり、同期先に無いファイルだけ同期元からコピーをしてくれます。
アイキャッチなどの画像はワードプレスの各テーマの共通のディレクトリに保存されているので同期をする必要はありません。
/<各自の設定のドキュメントルート>/wp-content/uploads
ナビゲーションを設定
新しいテーマを有効にしただけではナビゲーションが抜けているので再設定が必要です。
ワードプレスのダッシュボードから、「外観」-「カスタマイズ」の設定からナビゲーションを有効にします。
変化を確認してみる
これまでの設定で設定は一応完了です。
トップページのタイトル間が画像の縦の長さに合わせてまとまりが良くなりさらに罫線が入り、ウィジェットのタイトル観にも罫線が入るようになっています。
そして、僕がこの新しいテーマを使おうとした理由がスマートフォンのトップページの変化です。
![]() 以前のバージョン |
![]() stinger3forFANS |
比べてみると一目瞭然ですが、新しいバージョンの「stinger3forFANS」では画像の横に件名(サブジェクト)が入り、出だしの文章も無くなりかなりすっきりしていい感じの状態です。
新しいバージョンのほうが一度に数件の件名を確認できるし、以前からこのようなテーマを探していたのですごく気に入っています。
STINGERを調整してこのような形にしたいと思っていた矢先にSTINGERの作者のENJILOGさんからリリースされたので本当に運が良かったです。
GTmetrixでサイトの評価を確認してみると実は以前のバージョンのほうが少し良かったはもったいない気もしますが、ENJILOGさんには本当に感謝しています!!
それにしても、ENJILOGさんはこのような高品質のテーマを無償で提供してくれるのでしょうか?!
僕も、いつかはテーマを自作できるようならねば!