リクルートが全従業員を対象に在宅などで業務をするリモートワークを導入しています。
これを聞いて僕は単純に「いいなぁ」って思いました。
リモートワークの特長
・リクルートホールディングスで働く全ての従業員と、会社間の同意および本人の希望があった派遣社員が対象
・自宅やコワーキングスペース、カフェ、時間貸しオフィスなど任意の場所で業務遂行が可能
・上限日数は設けず、上司による実施判断があれば個人の状況に合わせて柔軟にリモートワークを選択可能
・モバイルPCや携帯電話など、セキュリティ対策が施されたツールを会社より支給
・個人の評価は従来通り、成果をもって行う
リクルートが唱えている特長にもありますが、リモートワークって簡単に言うと在宅勤務をイメージしがちですが、自宅ではなくコワーキングスペースなどやスタバのカフェでも仕事ができます。
(参考)関西のコワーキングスペース
下の写真は梅田のコワーキングスペースの「The common space」です。こんな環境のほうが仕事がはかどると思いませんか。
それに、リモートワークの「上限日数」がなく、むしろ検証期間中は原則週2日の出社を上限として会社に来ることに対して制限をかけていたようです。
リモートワークができると一番大きなメリットは通勤時間が無くなることだと思います。僕も仕事には往復3時間かけて通勤をしています。1日の8分の1を通勤に費やしているので、3時間の通勤時間が無くなるとその時間を趣味や勉強など他の事に費やすことができるのでプライベートが充実します。
その他にも、育児中の家庭では男の人も育児に協力できるようになって女性の育児の負担も減らすことができて、少子化問題も良い影響を生み出すと思います。
昨今、ビジネスのグローバル化への対応や今後予測される人口減少による労働力の不足、ダイバーシティの推進といった経営課題に対応するため、働き方の見直しや多様な働き方を実践する動きが官民で広がっています。リクルートグループにおいても、イノベーションにより新しい価値を創造するため、場所にとらわれない働き方への挑戦や時間当たりの生産性を向上させる施策など、働き方変革に積極的に取り組んでいます。
仕事で良い発想を生み出すには環境が必要だと思います。
通勤で毎日周りの人たちと同じようなダークスーツを着て、黒が基調の手提げかばんを持って、ほとんどが右にならえで、上司から監視されているような環境では斬新な発想は生まれにくいです。
会社の外で気軽に仕事をやるとどうしても「さぼり」が気になるところですが、そこは仕事をチケット制みたいにして責任感を出すことで問題はなくなると思います。
そもそも、仕事は集中してすれば午前か午後一に予定している作業が終わることが多いので、やるべきことをやっていればさぼりを含めて時間の使い方は個人の裁量に任せてしまえばいいと思います。
リモートワークのメリットとして考えられるのは、会社側にとっては通勤費や事務所の光熱費、その他にも印刷の用紙代などの経費が削減などがあります。
会議などがやりにくくなるとも考える人もいると思いますが、最近はWEBカメラや通信環境も十分よくなっているので、テレビ会議の形式で会議は十分できます。まぁ、会社での評価面談など重要な内容は出社して対面で話し合いをするぐらいでちょうどいいのではないでしょうか。
それから、リモートワークが導入されて困る人というのは、残業代をあてにしている人ではないでしょうか。リモートワークが導入されると仕事の裁量は個人に任されることになるので、残業代はほとんど支給されなくなると予想されます。残業代を日常の生活費としての割合が大きい人には影響が出ると思います。
リモートワークの働き方が僕の会社でもいくか導入される日が来ることを望んでいます。